帰り道、ふと前を見たら、スカイツリーが見えた、何度か来てるはずなのに、気付かなかった。空気は冷たくて、空は晴れていて、終わりは寂しくて、それでも、大丈夫だと思えた。 昨日はただ、1人で寝たくなくて、前の家に帰った、甘えて、ゆっくり眠って、た…

23時過ぎに家を出た、24時前に会って、混雑する渋谷を歩く、コンビニでお酒を買って、少し慣れない感じにドキドキする、テレビをつけて、眠ろうとする彼と一緒に日本酒とアイスを食べる、 最近は眠そうな彼しか知らない、それもそうだと思うけれど、困ったよ…

心が、気持ちが、ぐらぐら揺れ動く、コミュニケーションが取れなくて、表情も態度も分からなくて、勝手に悲しくなったり、2年半も一緒に居た彼との距離感と比べてはいけないのに、最初からそうだったわけじゃない、そんなことも分からなくなる。 これからの…

すき、と告げた、別れた、と伝えた、誰と、と切り出す前に、気にしないからと止められた、それに甘えた、言葉にしなくても多分気付いているよね、 足早に身体も荷物も移動させてしまえば、あとはそれに合わせて行動するだけだ、簡単、あと数日を乗り越えて、…

仕事場があるところから、妹の部屋がある駅まで、約1時間、お部屋は広いし、なかなかに荒れた生活をしているようで笑う、でも、居候らしく片付けしながら快適にしたいな、勝手にやっちゃうけど、いいのかな。 まだ緊張しちゃう部屋を出て、好きな人が住む街…

冷静にそろばんを弾いたら、わたしには引越し資金も、そのあと暮らしていけるだけのものも無くて、情けないことに妹の部屋へ居候させてもらうことになった。ひとりで寂しくて泣くことは少なくなりそう。なんてったって、屋上のあるマンションだから。 きっか…

ふたりの関係云々よりも、金銭的に辛くて、妹の家に行くことを取りやめた、引越しの準備と、片付けと、諸々の手続きをやっていかなきゃいけない、それと同時に1月末には試験がある、生命保険を解約すれば、なんとかやっていけるかもしれないな、就活するし、…

冷静になった、というか、時間が経って、自分の状況が飲み込めてきた、大事な人との大事な時間を、幸せだった思い出で終わらせるには、たぶん私たちはもう一緒にいてはいけない。それが、痛いくらいにわかっていて、どちらも少し執着していて、逃げとかそう…

嘘がつけなくなって、胸の中に石を溜め込んだみたいになった、友人に相談して吐き出して、変わらぬ自分の駄目さに我慢できなくなった、嘘を少しだけ混ぜて、それでも距離を置きたいと告げた、でも、きっともう戻れない、そう思ったら、ひとつひとつが愛おし…

好きになってしまった人と、一晩過ごしてしまったから、次の日帰ってきた彼の顔をきちんと見ることができなかった、私には、11月29日と11月30日は決定的に違うもので、割り切れないならそんなことするんじゃないよ、って声も聞こえる、頭の中は幸せな記憶と…