深海冷蔵庫

わたしのことと、わたしのまわりのひとたちのこと

早いけれど、来年の決意

冷静にそろばんを弾いたら、わたしには引越し資金も、そのあと暮らしていけるだけのものも無くて、情けないことに妹の部屋へ居候させてもらうことになった。ひとりで寂しくて泣くことは少なくなりそう。なんてったって、屋上のあるマンションだから。

きっかけとなった男の子に、明日、会いに行く。だからどうとか、無いんだけれども、私自身もふわふわしたままだけれど、でも、会いたい。朝の始まりに、少し緊張して送ったメッセージは、朝のうちに返ってきて、変わらない様子で、怒ってる?と聞けないまま、明日を迎えることになりそう。

あたたかい生き物に抱きつくことができれば、誰でもいいのかな、この人のこと、幸せにしたい、そう思う気持ちに自信が持てないまま、それでも、私はどこかへ向かっていく、ブレーキは壊れてるみたい、

やめる?

そう、何度も心の中に問いかけた、けれど、後戻りはできないし、したくなかった、彼はもう以前の彼では無い、私たちの関係は平行線だ、だから、私自身が断ち切るような行動を起こしたのだ、好奇心もあったけれど、たぶん、それだけじゃない。

あした、会う彼が、笑顔で居てくれたらいいな、騙されてるのかな、他にもそういう子がいるのかな、多分いないのだけれど、私はやさしい人が好きで、末っ子が好きで、いつか、彼に新しい大切な人ができたら、友達関係に戻ることができたら、そういう話をしたい、そのためには、根をはる、1年は短い、心して臨む。