深海冷蔵庫

わたしのことと、わたしのまわりのひとたちのこと

黒龍

今が春だから、私は、なんとか動けているのかもしれないな、そして、少しずつ大人になってる、終電まで飲んで眠気と戦いながら帰宅、あったかいお湯で顔を洗ってハミガキして、暗闇でほぼ日手帳を書いて寝る。

おごってもらうことって、当たり前だなんて思ってなくて、特別扱いされることが、嬉しいんだなって知る。昨日初めて会った人は、笑った顔が可愛くて、好き嫌いが本当になさそうで、凝った料理が好きで、ご飯を食べる時だけ左利き、私のそんなに面白くない話にもいちいちリアクションしてくれる優しい人、

 

左利き、たくさん食べる、運転がうまい、やさしい人、人のことを馬鹿にしない人、なんとなく判断基準が生まれて、そのベースは結局彼なのかもしれない。あと、人に言う割に私も相手の仕事とかを気にしてる方かもしれない、と気づく。

 

人に会うことは、私はこういう人だ、こういう価値観や思考を持っていると、自分の中で改めて気付ける時間なのかもしれない、インプットばかりじゃだめだ、最所あさみさんの、生理食塩水の話を思い出したけれど、違う濃度の人とも会って、刺激を受けることも必要だ。私は今まで、同じ濃度の人と、それも少人数とだけ、関わってきたんだな、それ以外の人たちのことは、本能的に見ないふりをしてきた気がする。

 

春だから、すこし、活動的になる、インプットばかりでなくて、アウトプットを増やす。