深海冷蔵庫

わたしのことと、わたしのまわりのひとたちのこと

12月の朝

嘘がつけなくなって、胸の中に石を溜め込んだみたいになった、友人に相談して吐き出して、変わらぬ自分の駄目さに我慢できなくなった、嘘を少しだけ混ぜて、それでも距離を置きたいと告げた、でも、きっともう戻れない、そう思ったら、ひとつひとつが愛おしくて、私が謝って戻るって言えば、この温もりが手に入るんだろうと確信できる今だからこそ、迷っていて、揺れているんだ。

彼がしないでほしいと告げたことを、その通りなぞって、行動してしまった私が全てで、好奇心とかそういう言葉では片付けられない。だって、私が同じことをされたら嫌だし。

でも、出て行きたくなくて、身体がだるくて面倒くさいという気持ちもあるけれど、まだ、整理がつかない、なんて中途半端なんだろう、でも、クリスマスまでには、どうしようもない状態に決着をつけたい。そして、ごめんね、と休みのない彼に会いに行く。年越しは多分ひとりだけど。片付けも並行してやる。

自分のこと、嫌いになる行動はしない、って単純なことができなくて、嫌になるね、、引越し準備しなきゃな、