深海冷蔵庫

わたしのことと、わたしのまわりのひとたちのこと

夏休みみたいな日々

声を出してはいけません、はストレスフルだ。普段どうでもいいことをたくさん浮かんでは口にしていたことに気づく。

その期間に、一緒に暮らす人間がいても、なにか変わるのかとおもったけど、そんなに変わることなく生活できているのは、すごいことかもしれない。

日曜日、行ってみたかった赤羽のフルーツサンドをたべ、途中でお団子を買い食い、鯵屋で遅いお昼、知らない街を歩くのはたのしい。

月曜日、朝は家事をして、ブックオフに洋服を売り、横浜のモスで腹ごしらえしてから、吉澤嘉代子ちゃんのライブへ。距離感がものすごく近く、もっと盛り上げてあげられたら、と思ったけれど、彼女は素晴らしかった。またいきたい。そのままのテンションで、牛タンを食べる。ノリノリで帰宅。

火曜日、昨日思い立って、レンタカーを借りて千葉の鴨川シーワールドへ。約100㎞、彼が運転してくれて、曇りのシーワールドへ。シャチが可愛かった、なんだかみんなのびのびいきているように見えた。白いイルカ、名前ど忘れ、が見られなかったのが残念。5000円のシャチの大きめのぬいぐるみを連れて帰りたいと言って却下される。あ、途中で、海ほたるというパーキングエリアに寄ったのが楽しかった。海の上に浮いていて、ちょっと怖かった、はじめて佐世保バーガーを食べた。

終わってほしくなくて、木更津のアウトレットに下道から向かう。彼のベルトを探して、気に入ったコートを見つけるも彼にお金が、、、とたしなめられ、一風堂のラーメンをたべて、タリーズコーヒーで温かい飲み物を買って車に乗る。彼は、帰り道の渋滞で降りるICを間違えて、こないだも間違えた気がする、と言っていた。私はといえば、携帯を見ても何の戦略にもならず、わかんない!と不安な気持ちになるだけだった。車窓からの景色が、知った道だとなんだか嬉しい。

 

別に、昨日で何かが終わったわけではない、ふたりはこれからも、お互いが望めば一緒にいる、引越しをして猫と暮らし始めるかもしれない。それでも、夏休みみたいな時間だった、声が出なくても、一緒にいたい、し、気を遣ってしまう、遣わせてしまうと考えすぎることが少ない関係は幸せだ。

これから、彼の仕事が忙しくなったり、私が転職したり、考え方が変わったり、いろんなことが起きるだろう、それでも、この時間は大切だった、愛おしく思うことは変わらない。そういうことに改めて気付けて良かった。ありがとう。声が出るようになったら、たくさんたくさん伝えたい。