肉の日前夜
今日は肉の日だから、ってわけじゃないけど、昨日の試験を終えて、本棚の整理をしたり洗い物をしたり家のことをしたあと、吉祥寺に出かけた、いちばんは、好きなイラストレーターさんのグッズが欲しかったのもあるし、ニトリにも行って、歩いて回って文庫本も買って、仕事帰りの彼と合流して、焼肉を食べた、いつも行ってるとこにサクッと連れてってもらえるのなんか幸せだった、韓国の方がやっているお店で、サブメニューも充実してて、ばくばく食べた。
タクシーで帰ろっか、疲れたし、と彼が言うので、一駅分をタクシーで帰る、なんだか大人になった気分、
肉をサクサク焼いてはお皿に入れて、ちゃんと順番があるよ、とまっすぐ言った彼に吹き出した、意外ときっちりするとこはそうなんだよね、水回りは綺麗じゃないけどね、
私は食べるのに専念して、大して飲まなかったけど、焼酎を頼んだ彼は頬が赤くて、少し甘えモードで、可愛かった、終わったあと疲れて寝落ちするくらいに激しめ、記憶が飛び飛び、、
眠る時は相変わらず背を向けて眠られるけど、朝早く起きて出かける私に撫でられてる時の顔が幸せそうで、寝顔が愛おしいなって思った、それが、幸せだ、穏やかな気持ちでいられる、また来週だね、繁忙期休めないの大変ね、
彼といると、くだらないこと、たくさんこぼしてるより、なんだか落ち着いてくっついているだけで、足りる気がする、話したい気もするけど、それは、まだ、これから、ちょっとずつね、私でよかったの?って、いつか聞いてみたい、私たちは彼氏彼女なの?って、聞いたら、怒られるかもしれないけれど。
雪だ
予報通り、降り始めた雪は積もって、南国育ちには物珍しい。足先は冷たいけれど、今日はちゃんとタイツ2枚履いてきたから、完璧。非日常に少しわくわくする、いつもは仕事で会うのが遅くなる彼は、もう家でひとりで飲み始めてる、迎えにきてはくれないかも、うん、いいんだけどね、我慢とか、思ったことをそのまま表現することに躊躇してしまう癖は、まだなくならなくて、いかに元彼の前で素でいられたかを思う、夜中に消せないでいる、何の気なしの日常を切り取った動画を見て、また泣いてしまっていることは、誰にも言えない。
引っ越した家は、私のお城で、誰にも邪魔されない。侵害されない。明日が過ぎれば、私は自由になれる、なにをしてもいいんだ、ちゃんとしなくても、いいの、
きちんとしたければ、しても、いいの、狭くても、寝る場所は広いのが好き、いろんなことを考えて気持ちよく暮らせるのが好き、誰かを招きたいな、広いバルコニーがある南向きの部屋は、ゆっくり元気になるための、私のための部屋だと思える、
転職活動は、引越しの片付けを終わらせたら、自分のための時間を作って始めていこう、少しズレている、今は少しかもしれないけれど、この先どうなるか分からない、非日常は、本質を垣間見せてくれる、自分自身の余裕の無さも。おおらかになりたい、今日は、飲む、明日は、引越しだ、
アラーム
自分で、自分に呪いをかけているような気がする、電車に乗る時間が増えた、揺られながら、前暮らしていた最寄駅を通り過ぎる。そこにやってきて、一緒に住んで、別々に生きることになった人のことを、考えていた、その人といた時間のこととか、なんだか、よくわからなくなる、身体がばらばらになる気がして、ぽろぽろ欠けていく気がして、考えないようにしていた、それでなくても、感情が分かりにくい人と一緒にいて、傷付きたくないから、シャッターを閉めて、センサーを切っている日々な気がする。当たれる人に当たるという、最低な私。
電車の窓に映った自分は、目に光がない気がした、ずっと、なりたい自分を探している、
幸せだった日々をなぞったって仕方ないのに、考えてしまう、比べたって仕方ないのに、重ねてしまう、愛されてたことが、分かってしまう。やっぱり、会ってはだめだ、このまま、幸せを願う、図々しくなれたらいいのに、
平等に朝が来て、隣の人の止めないアラームの音が聞こえる、どれだけ泣いたって駄目で、なくなったものを欲しがったってだめで、そんなことは、わかってるんだ、呪いをかけるのをやめて、前を向いて、ちゃんと幸せにならなきゃってこと。
2018.1.15.
やればできるじゃん、昨日夜帰ってきてから、届いた段ボールに荷物を詰め込んだ。あらかたのドラマは見終えてしまった。
眠くなったので、掃除は朝に回して、ちゃんと6時に起床!偉い!
トイレキッチン洗濯機周り、あとは掃除機かけて、結構スッキリした。
わーい、と思って、電車に乗ったら、先輩にあげるつもりの資格試験のテキストを電車の網棚に忘れるという失態。気付いたら手に持たずに下車してた。
生命保険の解約金が入っていたので、脱毛の解約金の為に振り込む。プラマイゼロ。
これから帰ってレンジの掃除、明日の準備。
この部屋で寝るのは、今日で最後、サラバ、居心地の良い1LDK、幸せだった、ありがとう。だんだん、1人に慣れてく気がする。忙しい方が今はいいんだ、資格試験の勉強に身が入らないのはよろしくないけど。
あと、コンビニのご飯に飽きてきたな。SNSに流れる彼女たちの日常より、あまりに地味だけれど、それでも、落ち着いている方が幸せだし、心地の良い人とだけ付き合っていきたい。その準備を始めなくちゃ。
サラバ
ばいばい、サラバ
最後まで甘えたなわたしを許してくれてありがとう、好きだよ、大好きだよ、だいすきだったよ、愛してた、多分、それは、ほんとうに、
コンビニのショートケーキとか、そういうので、ごまかす。まだ、水分身体の中に残ってたんだ、もう、なくなったかと思ってた。
何も無い部屋に帰るのが怖い。
一人暮らし、ワクワクする、けれど、さっきまで手の中に、腕の中にあった、温かさは、戻らない。
また、いつか、会えるよ、そう思えば、寂しくない、ごめんね、たくさん、ありがとう、残さない、伝えないから、ここに書く、泣きそうになっていること、すぐ分かるよ、そう笑うのは、やっぱり狡い、
でも、この数日で、家を出る彼の穴は埋まらないと分かったから、別に無理に埋めようとしなくていいや、そのままで、毎日過ごす。それが、今のわたしの幸せで、日常だと思う。
仕事とか、やるべきことが、あるのは考えなくて済むから楽だ。カップルを見るたびに憂鬱になる今の私は、目の前のことをただ、やればいい、大丈夫、
泣き虫ジュゴン大丈夫、海の中で泣くんだよ
そしたら誰も分かんない
2018年の抱負
◾️目標、やりたいこと
体を温める ぽかトレ
肌をきれいにする
歯磨き、ホワイトニング
お金を貯める、使い方改善
家計簿
自炊
体動かす 柔軟、筋トレ
転職活動
面白そうなことに挑戦
人と会う
勉強する
日記をつける
断捨離する
◾️気持ち
自立する
依存しすぎない、強くなる
気持ちを自分でなだめられるようになる
自分の機嫌は自分でとる
大事にしたい人を大事にする
前を見る
気づかなかった景色
帰り道、ふと前を見たら、スカイツリーが見えた、何度か来てるはずなのに、気付かなかった。空気は冷たくて、空は晴れていて、終わりは寂しくて、それでも、大丈夫だと思えた。
昨日はただ、1人で寝たくなくて、前の家に帰った、甘えて、ゆっくり眠って、たくさん話して、幸せだった。私たちの今の関係に名前は無い、でも、もう、この先は無いだろうと思う。
おいしいような、おいしくないような、もう一度行きたいとは思わないお店で、夜ご飯を食べて、別れた。
妹の部屋の片付けをして、少しだけ居心地が良くなった。
そのうち、旅行に行っている彼から、写真が送られてきて、それが、ものすごく嬉しかった、愛おしい、あなたを知りたい、こっちを向いてほしい、甘やかしたい。私の感情はゆらゆらしているけれど、特別な存在になれるのなら、一歩踏み込みたい、ああ、2017年最後の日だね、はやくかえってきて、逢いたいな