深海冷蔵庫

わたしのことと、わたしのまわりのひとたちのこと

南瓜とマヨネーズ

新宿の映画館で、南瓜とマヨネーズを観た

臼田あさ美と、太賀と、オダギリジョー

今ある日常は尊い、どっちかに揺られる気持ちも、分かりすぎるくらい、わかってしまう。安易に友達に零した言葉が、今日も心の中で揺れている。

このまま、このままでいいと思っていない、けれど、まっさらになってしまったら、選ぶことができてしまったら、なにを選ぶか分からない。

もう、25だ、まだ、25だけど。方法もいくつでもある、そう思いながら、彼に着てほしいと、きっと似合わない色の映画に出ていたTシャツを衝動買いしてしまうのが、私だ。

かえってきたら、彼に着せよう、そう思いながら、映画のパンフレットを読んで、電車に揺られる。

日常、非日常、雨、晴れ

この先どうなりたいのか、どう生きていくのか、雨が降り出しそうな空を見て、帰ったら洗う予定のフライパンのことを考える。中途半端になってしまった掃除も、だんだん少なくなってきた物も、