深海冷蔵庫

わたしのことと、わたしのまわりのひとたちのこと

日常

こうやって、慣れていくんだろうな、

朝のニュースで流れる速報を聞きながら、彼氏と悠長に朝ごはんを食べてる日常があった。テレビ、これしかやんなくなっちゃうね、と、どこか他人事で実感がない。

スタジオがばたばたと騒がしくて、そのままシャワーを浴びるためにスイッチをオフにした。

 

あっという間に日常は流れ、季節は変わる。1ヶ月前、なんとかなるよ、と言って休みを取った上司は近々いなくなってしまう気がする。私も、3年後にここにいるつもりもない、もっといろんなことを知りたい、いろんな環境に身を置いてみたい、いろんな人と出会いたい、退屈な日常も好きだけれど、ときどきそれが不安や不満に変わる。

 

彼との距離や、自身の身の振り方や、資格試験や、これからの世界のこと、いちにちがこれだけの時間じゃ足りないな、と悔しくなりながらも、満員電車で往復を繰り返している。